nikwax

買ったばかりの頃は撥水効果はバッチリで、水が玉のように流れ落ちていたのに、最近は水が表面に浸みこんでしまう、、、なんてことはありませんか?
そうです。「撥水」は、永久ではありません。
着用しているうちにいろいろな状況で、撥水力は低下していきます。

撥水力が低下してしまう原因は・・・
・空気中のホコリやチリが雨と共にウエアに付着
・ショルダーパッドやザックによる擦れ
・泥汚れ
・皮脂、油汚れ

等がありますが、雨や水はこの汚れに集まり、表面素材に浸透して水の膜を作ったり、汚れが蒸気の通り道となる網目を塞いで「防水透湿素材」の機能を妨げるので、内側が結露してしまい濡れたようになってしまいます。

そのため、、、
要らないモノ(汚れ)は洗い流してしまえば、撥水機能は蘇ります(笑)
(注:撥水機能が表面素材に残っている場合に限ります)

擦れなどで撥水剤が剥がれ落ちて機能していない場合は、洗った後に撥水処理をしてください。

NIKWAXで処理する前に必ず洗濯表示を確認し洗濯機や手洗いなど水で洗濯できるウエアか確認してからご使用ください。

 洗う「Tech Wash」

商品ラインアップ【洗剤】

テックウォッシュ300㎖
テックウォッシュ1ℓ

HOW TO USE

「洗濯機の場合」使用量目安

  • ジャケット1~2着 水量 約20ℓ 使用の目安3キャップ(150㎖)
  • ジャケット2~3着 水量 約35ℓ 使用の目安5キャップ(250㎖)
  • ジャケット3~4着 水量 約45ℓ 使用の目安1ボトル (300㎖)

「手洗いの場合」使用量目安

ジャケット1着につき、水量約18ℓ。使用の目安2.5キャップ(125㎖)
洗剤の量が少なく水の量が多いと汚れが落ちにくくなります。
少し、多いかな?というぐらいがちょうどいいかもしれません。
洗濯機で洗うよりバケツなどで手洗いをした方が使用量が少なくて済みます。

汚れがひどい時は、汚れている部分に原液を付けたり、浸け置いたりします。また、使用する水の温度を高めることも効果的です。どちらにしても洗濯ラベルを確認しながら、指示の範囲内で処置してください。

 弾く「TX.Direct」

商品ラインアップ【撥水剤】

TX.ダイレクトウォッシュイン300㎖
TX.ダイレクトウォッシュイン1ℓ
TX.ダイレクトスプレー300㎖
TX.ダイレクトスプレー詰替え1ℓ

HOW TO USE

「洗濯機の場合」使用量目安

  • ジャケット1~2着 水量 約35ℓ 使用の目安1ボトル (300㎖)

  「手洗いの場合」使用量目安

「TX.ダイレクトウォッシュイン」を50㎖(キャップ1杯)に対して水量約6ℓをベースに!


使用する水量に合わせて撥水剤を入れてください。
洗濯機使用の場合はボトル裏面の説明書き通りに、手洗いの場合は、処理するウエアが十分に浸せる水量を用意してください。
使用する水の温度を高くすることも効果的です。

  • TX.ダイレクトウォッシュインは持続性があります。撥水加工は、洗濯するごとに施さなくても大丈夫。着用の度合いにもよりますが、2~3回の洗濯に一度、TX.ダイレクトウォッシュインで撥水処理をしてください。
  • TX.ダイレクトウォッシュインは、液体が白く濁っています。すすぎ残しがあるとそのまま水滴状態で白く残ってしまいます。このまま乾いてしまうと、洗濯しても取れませんのですすぎはしっかり行ってください。
  • 裏地に吸水性生地を使用しているウエアには、 TX.ダイレクトスプレーをご使用ください。表面のみにご使用いただけます。
  • スプレーする際は、脱水後の濡れたままの状態で直ぐにかけてください。また、TX.ダイレクトウォッシュイン同様、液体が白いので全体にスプレーした後、5分ほどなじませてから余分な液体は拭取るようにしてください。そのままの状態で乾かすと、白い斑点状に残って取れなくなってしまいます。

きれいに仕上げるTips

よくある失敗の中で一番多いのがすすぎ不足から起こるトラブルです。
テックウォッシュで洗濯後、すすぎが不十分なまま撥水処理をして洗剤と撥水剤が混ざり合ってシミになったり、撥水処理後のすすぎが不十分でまだら模様になる場合があります。
レインウエアなどメンブレンの入ったウエアは、フード部分やポケットなどに水が溜まったままになることも多いためその点も注意が必要です。

各工程の終了後に、すすぎが十分に出来ているかを確認するだけでも失敗するリスクは格段に下がります。