
工業用クレープ紙から生まれた、
ピクニックラグ
工業用クレープ紙は、セメント袋の口縫い用テープや電線類を包装する紙として使われてきた素材で、独特のシワから生まれる強度と伸縮性に優れています。
紙としては珍しい耐水性も兼ね備えた高機能再生紙です。




商品ラインナップ
Sサイズ(90×60cm)
Mサイズ(135×90cm)
Lサイズ(200×110cm)
「工業用クレープ紙」の3つの特徴

水に強い
表面は水に強く、雨に濡れたり、飲み物をこぼしても、乾かせばまた使用することができます。(アルコールや油分はシミになることがあります。効果は使用頻度により弱まります。)

水をはじく
裏面は水をはじくコーティング(ポリエチレンラミネート加工)をしているため、濡れた地面に敷いても、水がしみにくくなっています。

独特の風合い
通常の紙にはないシワによる凹凸が独特な風合いを生み、やわらかな使い心地とさらさらとした手触りを作り出しています。
「ピクニックラグ」ができあがるまで

STEP1
毎日約15トンもの古紙が運び込まれます。
製品の原料には茶色いクラフト系の古紙を使用するため、選別をおこないます。

STEP2
選別された古紙は機械を用いて水と攪拌(かくはん)し、原料の状態に戻します。
古紙に含まれるゴミや異物を取り除くため、数回に分けてふるいにかけます。

STEP3
攪拌した原料に耐水性を高める薬剤を加えます。

STEP4
「円網抄紙機(2層式)」で原料を抄(す)いていきます。

STEP5
工業用クレープ紙の特徴であるシワをつけます。

STEP6
最もスタンダードな工業用クレープ紙となります。

STEP7
裏面にポリエチレンラミネート加工を施します。

STEP8
表面にフレキソ印刷またはインクジェット印刷で柄をプリントしていきます。(画像はフレキソ印刷)

STEP9
製品に使用されている工業用クレープ紙の完成です。

STEP10
電線類の包装紙として使われてきた工業用クレープ紙が、身近なレジャーアイテムに生まれ変わりました。
ご了承いただきたいこと

再生紙のため、インク飛びのような斑点(又は線)が入ることがあります。製紙工程で発生するものであり不良品ではありません。

シワによる高低差を持った紙に印刷を施すため、同じロットでも色の濃いものや薄いものがあり、1点毎に風合いが異なります。
※印刷部分が水に濡れたり、強くこすれると色落ちする場合があります。